テニスのある暮らし

これまでのテニス、これからのテニスを思いのままに綴ります

プロのフォアハンドを真似て、一番効果が出たものとは

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テニスにおいて、フォアハンドの重要性に異議を唱える人はいないでしょう。

フォアハンドの強打が決まった時の爽快感はたまらないですね。このために、テニスをしている人も多いのではないかと思います。

 

最近のテニススクールでは、フォアハンドはこうあるべきだとはあまり教えていないようです。ラケットの進化もあり、体幹をうまく使えば昔のような大きなテイクバックは必ずしも必要ではなく、インパクト前の形も、ループで高く構える、直線的に引いて構える、下にセットして構える、スライス面で構えるなど多くの形が見られます。

 

フォアハンドに共通するもの

ラケットとボールの接触時間は約0.005秒くらいだと言われています。ナイスショットの一瞬(1000分の5秒)を毎回再現するのが、いかに大変な作業かわかりますね。

フェデラーや錦織圭のようなフォアハンドを、単発で再現することは可能ですが、高い確率で打ち続けることは至難の業です。

スピードとコントロールを両立させたショットを、高い確率で打ち続けるには「脱力」が不可欠です。全身に力を込めて、物を叩くと「ドスン」という感じですが、脱力して叩くと「パシン」という感じでスピードを感じることができますよね。

身体で一定の動きを再現するときも脱力したほうが少ないエネルギーで再現できます。

テニスで、脱力できているかいないかはフォロースルーの形でわかります。最終的に身体に巻き付くようなフォロースルーは、脱力していなければできない形です。

フォアハンドの正しい打ち方はいまだに見つかりませんが、プロの真似をして一番効果がでたのは「脱力」です。

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