テニスのある暮らし

これまでのテニス、これからのテニスを思いのままに綴ります

卓球からテニスに転向して苦労したこととは

【スポンサーリンク】

f:id:eriinachan:20170419095913p:plain

ソフトテニスからテニスに転向した人は、バックハンドの打ち方を見れば大体わかりますね。ソフトテニスと同じスイングをする人もいますが、肩や手首を痛めることが多いようです。

卓球からの転向はどうでしょうか、私も、小・中学生時代に、少し卓球をかじって地区の大会に出たりしていたのですが、テニスに転向してから卓球の呪縛を逃れれるのに多くの時間を必要としました。

私が育った、瀬戸内海の小さな島では、ソフトボールやサッカーは、学年の壁を超えて全校生徒が参加しないと成立しないような状況でした。そのため場所もとらず手軽にできる卓球が盛んに行われていて毎日卓球ばかりしていました。

やればそれなりに上手くはなるので、嬉しくてまた練習する、あ~・・あの時テニスをしていればと思っても今となってはしかたのないこと・・・。

 

広さと重さ 

卓球とテニスの大きなな違いは、コートの広さとラケットの重さです。

卓球台の上面は長さ2.74m、幅1.525mの長方形で、地面より76cmの高さに水平に位置します。テニスコートは長さ23.77m、幅8.23m(シングルス)の広さがあります。

卓球のラケットは約180g、ボールの重さは約3gです。テニスラケットの重さは約300g、ボールの重さは約60gですから、ラケットとボールの重量比は、卓球(60:1)、テニス(5:1)になります。

テニスラケットが進化しているとはいえ、スイートスポットを外したボールは、威力のないボールになります。

 

ボールとの距離感

テニスは動いているボールに自分が動いていって、距離を合わせて打っていくスポーツなので、ボールとの距離感が重要になります。

テニススクールに入るジュニアで、100人に1人くらいは、初めから正確にスイートスポットでボールを打つことができる子がいるそうです。残り99人側で、卓球の距離感が染みついた私が、その距離感を習得するには膨大な時間を必要としたことは言うまでもありません。

今でも、後方でのストロークより、反射的な動きが必要なボレーの方が違和感なく打つことができますね。